トップダウントリートメントデザイン
〜理想的な治療方法から、
現実的に受け入れられる治療へと落とし込む〜
家を建てる場合でも、増築する場合でも設計士さんが必ず設計図を作成しますよね。しかし、残念ながら歯科の場合は、設計図も書かずに(=ちゃんとした治療計画を立てずに)問題があった部位に治療だけを施し終了してしまう場合が多々あるのです。
もし、あなたが不幸にもガンになってしまったら、医師からどのような治療法の選択を提示して欲しいですか?
治療法には様々な種類・手段があり、現時点で最先端の医療は高額になることが多くあります。病院によっては、患者さんの経済状況や医師の技術的な限界を理由に、ベストな治療法ではなく最初から妥協的な治療計画を提案することがあるようです。
でも、もしそれが死に至る可能性もあるガンだったら、ベストな治療を知りたくないでしょうか?
もし、あなたが不幸にもガンになってしまったら、医師からどのような治療法の選択を提示して欲しいですか?
治療法には様々な種類・手段があり、現時点で最先端の医療は高額になることが多くあります。病院によっては、患者さんの経済状況や医師の技術的な限界を理由に、ベストな治療法ではなく最初から妥協的な治療計画を提案することがあるようです。
でも、もしそれが死に至る可能性もあるガンだったら、ベストな治療を知りたくないでしょうか?
そのような観点から当院では、治療計画立案に“トップダウントリートメントデザイン”*2というメソッドを用いています。
トップダウントリートメントデザイン®とは
具体的にいうと、まずは崩壊に至った原因の同定・除去を行い、最終的にその原因のみならず、他の可能性についても対策を講じた“超”理想的な治療計画を立案します。
なぜあえて、「“超”理想的」というかというと、これには患者さんの希望や制約を加味していないからなのです。まずは、患者さんの希望や制約は一旦置いておいて、本当に“超”理想的治療計画を立てることで、それぞれの治療の重要度があぶり出されるのがポイントなのです。
その重要度を理解していただいた上で、患者さんとじっくりと話し合い、時間的・経済的制約や審美的な希望や外科手術の有無などを考慮しながら取捨選択いくことで、その患者さん特有の真の「理想的治療計画」が立案できると考えています。やむなく、妥協した治療法については、その分だけ再介入のリスクが残るということを患者さんご自身も理解していただき、そのかわりにメンテナンスをしっかり行うことで、再発を予防あるいは早期発見で対応して参ります。
*2トップダウントリートメントデザインは、医療面接時にデザインをご希望された方に限ります。