三軒茶屋マルオ歯科では、令和2年2月17日より下記の治療について、保険診療は行わないこととなりました。大変苦渋の決断ではありますが、皆様のご理解のほどよろしくお願い致します。

廃止する保険治療とその理由

①金属（金銀パラジウム）を使用した保険治療

金銀パラジウムの高騰により材料費と保険診療で定められている治療費が見合わない状態となっています。（保険による治療費は国によって定められており、改善された場合は再開する可能性があります。）具体的には小臼歯・大臼歯のインレー・クラウンが対象となります。
また、当院が推し進めている歯科のデジタル化において、金属を使用した修復では口腔内スキャナによる型取りを行うことができないため、精度や審美性といったデジタルの特長を十分に活かすことができないことも理由の一つとなります。

②感染根管治療

感染根管治療は難易度が高く、治療結果が使用する材料や器具に大きく左右されます。保険治療の範囲内で使用できる材料には限りがあるため、完全な治癒を目指すことは非常に困難な状況であるため、今後一切の治療は自費となります。（むし歯が原因で神経を抜く処置（抜髄）は保険診療の範囲内で行います）

代わりとなる治療について

①セミラック治療

＜インレー（つめもの）の場合＞

＜クラウン（かぶせもの）の場合＞

上下顎の第１・２小臼歯および下顎の第１大臼歯は保険診療範囲内でCAD／CAM冠という白い材料で修復が可能です。
上顎の第１・２大臼歯および下顎第２大臼歯は下記２つの材料となります。
前歯はすべて保険外となります。

②自費の感染根管治療

＊自費の根管治療後の修復物（詰め物や被せ物）も保険適用外となります。

＊治療費は全て税別となります。

以上、ご理解をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

三軒茶屋マルオ歯科　院長